ランニング前後の正しい食事タイミング!脂肪燃焼を最大化する栄養
こんにちは。グルーブマンライフ 運営者の「ホシ」です。
ダイエットや体力作りのために走っているけれど、「走る前と走った後、どちらで食事を摂るべきなのか」「走った後に何を食べれば太らないのか」と悩んでいませんか。
食事のタイミングを間違えると、走っている最中に激しい胃痛や脇腹の痛みに襲われたり、逆に脂肪が蓄積して太ってしまう原因になります。
しかし、消化生理学と時間栄養学に基づいた「正しいタイミングと栄養の組み合わせ」をマスターすれば、体脂肪の燃焼効率は劇的に跳ね上がります。
今回は大人のランナーが知っておくべき、脂肪燃焼と筋肉回復を最大化する食事術を徹底解説します。
この記事のポイント
- 胃痛や脇腹痛を防ぎエネルギーを最大化する「走る2〜3時間前」の食事ルール
- 体脂肪燃焼を高めつつ筋肉の分解を防ぐ「空腹朝ラン」の安全なコントロール法
- 走った後45分以内のゴールデンタイムに糖質とタンパク質を3対1で補給する科学
- 夜ラン派が絶対に太らないための「夕方分食テクニック」と翌朝に残さない疲労回復食
ランニング前後の食事タイミングと消化吸収の科学

運動と食事の関係において、最も重要なのは「体内にある血液がどこに集まっているか」という血流の力学です。
まずは走る前と走った後、それぞれの時間軸で身体の中でどのような消化吸収とエネルギー代謝が起きているのかを科学的に理解していきましょう。
走る前の食事は2時間から3時間前が鉄則

通常の定食やしっかりとした食事を摂った場合、走り出すまでに空けるべき理想的な時間は「2時間〜3時間前」です。
これには人体の構造上、絶対に無視できない「スプラクニック循環(内臓循環血流)」という消化生理学のメカニズムが深く関係しています。
食事を終えた直後の胃腸は、食べたものを消化・分解・吸収するために大量の血液を胃壁や小腸周辺に集結させています。
このタイミングで走り出してしまうと、脚の筋肉や皮膚が大量の酸素と熱放散を要求するため、血液が急激に筋肉側へと奪い去られてしまいます。
その結果、胃腸への血流は平常時の20〜30%以下にまで急激に落ち込み、胃の中で食べ物が消化されないまま激しく揺さぶられ、強い吐き気や激痛を伴う胃もたれを引き起こすのです。
インスリン分泌とランニングの相性の悪さ
食後30分から1時間の間は、食事によって急上昇した血糖値を下げるために膵臓から「インスリン」が大量に分泌されている時間帯です。
インスリンには「体脂肪の分解を強くストップさせ、糖を脂肪細胞に蓄え込ませる」という強力な肥満促進作用があります。
インスリンが高濃度で血液中を漂っている時に走っても、身体は体脂肪をエネルギーとして燃焼させることができず、ダイエット効果が著しく低下してしまいます。
2〜3時間空けることで脂肪燃焼スイッチがオンになる
食後2時間以上が経過すると、胃の中の固形物は十二指腸へと送り出され、消化器官への血流負荷が落ち着きます。
インスリンの分泌量も平常レベルまで低下するため、走った瞬間にスムーズに体脂肪が分解され、効率の良いエネルギー源として消費され始めます。
食後の経過時間とランニング適性の体内変化
食後30分以内: 胃腸血流最大・インスリン高値(出走厳禁)
消化不良、激しい脇腹痛、嘔吐のリスクが極大。脂肪分解酵素が完全にブロックされる。
食後1時間〜1.5時間: 消化途中・血糖値の下降期(まだ重い)
胃の中に未消化物が残っており、お腹がタプタプと揺れる不快感が続く。
食後2時間〜3時間: 胃内消化完了・脂肪燃焼最適化(黄金の出走ゾーン)
胃が空っぽで身軽。血中インスリンが下がり、体脂肪がエネルギーとして豪快に燃え盛る。
直前のエネルギー補給に適したバナナの威力

「仕事が忙しくて2時間前に食事を摂る余裕がなかった」「お腹がペコペコで今すぐエネルギーを入れないと走れそうにない」というシチュエーションは、忙しい社会人に頻繁に起こります。
このような走る30分〜1時間前の緊急補給において、世界中のアスリートから唯一無二の神食材として愛されているのが「バナナ」です。
バナナがランニング直前のエネルギー補給に最強である理由は、単に手軽に食べられるからだけではありません。
バナナには、消化吸収速度がそれぞれ異なる「ブドウ糖・果糖・ショ糖・デンプン」という4種類もの糖質が絶妙なバランスで含まれているからです。
タイムラグなしで持続するハイブリッドエネルギー供給
口に入れた瞬間から速やかに吸収されるブドウ糖が即座に脳と筋肉のエネルギーとなり、走る集中力を高めます。
続いて果糖とショ糖が中盤のエネルギーを支え、最も分解がゆっくりなデンプンが後半のスタミナ切れを防ぎます。
食べた直後から1時間のランニングが終わるまで、血糖値を急激に乱高下させることなく、安定したエネルギーを供給し続けてくれます。
筋肉の痙攣を防ぐカリウムとマグネシウム
バナナには、汗とともに失われやすい必須電解質である「カリウム」と「マグネシウム」が極めて豊富に含まれています。
ランニング終盤にふくらはぎがピキッとつる筋肉痙攣を未然に防ぎ、最後まで軽快なステップを維持してくれます。
バナナがランニング前30分の補給食に最強な4大根拠
・多段速効性の糖質構成: 単糖・少糖・多糖が時間差で段階的に吸収されスタミナ持続。
・消化負担が極小(30分で胃を通過): 胃もたれや走行中の揺れによる不快感が皆無。
・電解質カリウムの宝庫: 発汗によるミネラル喪失を補い、ふくらはぎの痙攣をブロック。
・コンビニで即購入可能: 会社帰りや出先でも1本単位で手軽に調達できる高い利便性。
空腹ランによる脂肪燃焼と筋肉分解のリスク
「とにかく最速で痩せたいから、朝起きて何も食べずに走る」という空腹時ランニングを実践しているダイエッターは数多く存在します。
結論から言うと、空腹ランは「体脂肪を落とす効果が極めて高い一方で、筋肉が削ぎ落とされる諸刃の剣」です。
前日の夕食から10時間以上が経過した早朝の体内では、肝臓に蓄えられたグリコーゲンが大幅に枯渇しています。
この状態で走り出すと、身体は不足した糖の代わりに「体脂肪」を優先的な燃料としてガンガン燃やし始めます。
通常の食後ランニングと比較して、脂肪の酸化利用割合が約1.5倍から2倍近くまで跳ね上がるため、お腹周りの脂肪を落とすには劇的な効果を発揮します。
筋肉を自己破壊する「カタボリック」の恐怖
しかし、身体にはどうしてもブドウ糖を必要とする臓器が存在します。
糖分が完全に底をついた状態で長時間のランニングを続けると、身体はストレスホルモンであるコルチゾールを大量に分泌します。
そして、自らの大切な筋肉のタンパク質を分解し、アミノ酸からブドウ糖を作り出す「糖新生」という緊急事態を発動させてしまいます。
BCAAやEAAを走る15分前に飲んで筋肉を完全防衛
筋肉が減ってしまうと基礎代謝が落ち、将来的にリバウンドしやすい痩せにくい体質になってしまいます。
「空腹ランの直前に必須アミノ酸(BCAAやEAA)をサッと水に溶かして飲む」という一手間を加えるだけで、筋肉の分解を100%防ぎながら、体脂肪だけを狙い撃ちで燃焼させることができます。
空腹ランニングのメリットとリスクの相関図
| ランニング状態 | 体脂肪燃焼効率 | 筋肉の分解リスク | 走れる時間・ペースの目安 |
|---|---|---|---|
| 完全空腹(水のみ) | ★★★★★(最大燃焼) | ★★★★★(筋肉が削れる) | 30〜40分以内のジョグ限定 |
| 空腹 + BCAA補給 | ★★★★★(脂肪だけ燃焼) | ★☆☆☆☆(筋分解を完全防御) | 45〜60分の快適ラン(最適解) |
| 食後2〜3時間 | ★★★☆☆(安定燃焼) | 完全ゼロ(安心) | 60分以上のロング走やペース走 |
走った後45分以内のゴールデンタイム
走り終えて息を整えている時の身体は、人生の中で最も栄養を渇望している特別な状態にあります。
運動生理学の世界で「筋グリコーゲン回復と筋合成のゴールデンタイム」と呼ばれるのが、走行後「30分〜45分以内」の特別な時間枠です。
ランニングによって筋繊維は目に見えないレベルで微細に傷つき、蓄えられていたエネルギーは激しくすり減っています。
この枯渇した直後の筋肉細胞では、糖分を取り込む輸送体が細胞表面に大集結し、通常の何倍もの猛烈なスピードで血中の栄養素を吸い込み始めます。
この45分以内に適切な栄養を補給できるかどうかが、翌朝の疲労回復スピードと筋肉の引き締まり具合を180度決定づけます。
ゴールデンタイムを逃すと疲労物質が体内に居座る
「疲れたからシャワーを浴びて、落ち着いてから1時間半後に何か食べよう」と補給を先延ばしにすると、筋肉の合成スイッチは急速に冷え切ってしまいます。
筋グリコーゲンの再補充スピードは半分以下に急落し、傷ついた筋肉の修復が大幅に遅れ、翌日や翌々日に重い筋肉痛とだるさを引きずる羽目になります。
走った直後は「まず水分と液体栄養」から流し込む
とはいえ、激しいランニングの直後は胃腸の血流がまだ完全には戻っておらず、固形物を食べる食欲が湧かないことも多いはずです。
まずは吸収の速いプロテインドリンクや100%果汁ジュースを喉に流し込み、胃腸が落ち着いた頃にきちんとした食事へと移行するのがスマートな大人の戦略です。
ランニング後45分以内のリカバリータイムライン
・走行直後(0〜15分): 水分・電解質補給 + プロテインを速やかに補給。
・ゴールデンタイム中(15〜45分): 吸収効率が最大化。糖質を同時に摂り筋グリコーゲンを再合成。
・60分以降: インスリン感受性が平常化。修復スピードが低下するため直前の補給が不可欠。
糖質とタンパク質を黄金比3対1で摂取
ランニング後の栄養補給において、多くの人が「プロテインだけ」を飲んで満足してしまっています。
しかし、有酸素運動後の身体にとって、タンパク質単体の摂取は片手落ちであり、極めてもったいない補給法です。
スポーツ栄養学における国際的な研究で確立されている最強のリカバリー比率は、「糖質:タンパク質 = 3:1〜4:1」です。
糖質を同時に摂取すると、すい臓から適量のインスリンが分泌されます。
このインスリンが「アミノ酸を筋肉細胞内へと力強く押し込む運び屋」の役割を果たすため、タンパク質単体で摂るよりも筋肉の合成率が飛躍的に高まるのです。
糖質がすり減ったガソリンタンクを満タンにする
ランニングで消費された筋グリコーゲンは、糖質を補給しない限り回復しません。
もし糖質を極端に抜いてしまうと、身体はせっかく飲んだプロテインのアミノ酸をエネルギーとして燃やしてしまい、筋肉の修復に回らなくなってしまいます。
コンビニで簡単に揃う「黄金比3:1」の具体例
【ホエイプロテイン(タンパク質20g) + おにぎり1個(糖質約40g)】
【プロテインバー(タンパク質15g) + バナナ1本(糖質約25g)】
「走った後の糖質は脂肪にならず、すべて筋肉の回復に優先使用される」という生理学的特権を賢く利用しましょう。
黄金比「糖質3:タンパク質1」の最強補給ペア
| おすすめ補給コンビ | 糖質量(g) | タンパク質量(g) | 補給のしやすさ・特徴 |
|---|---|---|---|
| プロテイン + 鮭おにぎり | 約40g | 約25g(合計) | 王道にして最強。満足感も抜群 |
| オレンジジュース + サラダチキン | 約30g | 約22g | クエン酸も同時に補給可能 |
| バナナ + ギリシャヨーグルト | 約28g | 約12g | 胃腸に優しく朝ラン後に最適 |
走る時間帯別の食事メニューと太らない実践術
食事の基本原則を理解したら、次は「朝走る場合」と「夜走る場合」の具体的なライフスタイル別の食事戦略に落とし込みましょう。
生活リズムに合わせて賢くタイミングを合わせることで、仕事のパフォーマンスも脂肪燃焼も劇的に加速します。
朝ラン派の低血糖を防ぐスマート朝食術
朝の澄んだ空気の中で走る「朝ラン」は、自律神経を整えて1日の代謝を高める最高の習慣ですが、「寝起きの重度の脱水と低血糖」には細心の注意が必要です。
睡眠中に失われた約500mlの水分と、空っぽになった胃袋のままいきなり走り出すと、めまいや立ちくらみ、最悪の場合は心血管系への過度な負担すら高まります。
朝ランを安全かつ快調にこなすための朝食プロトコルは、「走る前は水分と軽糖質、走った後に完全栄養の本格朝食」という2段階設計です。
出走前:コップ1杯の常温水 + バナナ半分
起きたらすぐにコップ1杯の常温の水を飲み、血液のドロドロ状態を速やかに解消します。
そしてバナナ半分やエネルギーゼリーを胃に流し込み、血糖値をわずかに底上げしてから走り出します。これだけで低血糖によるふらつきを完璧に防止できます。
走後:和食を中心とした高タンパク・良質糖質の朝定食
走り終えてシャワーを浴びたら、45分以内に和朝食をいただきます。
【ごはん茶碗1杯 + 焼き鮭 + 納豆 + 豆腐とわかめの味噌汁】
良質なタンパク質と発酵食品、ビタミンが身体の細胞を目覚めさせ、1日中エネルギッシュに活動できるハイパフォーマンスな肉体を作ります。
朝ラン派の完璧な食事ルーティン
・起床直後(出走15分前): 常温水200ml + バナナ半分(低血糖&脱水を即解除)。
・朝ランニング(30〜45分): 心拍ゾーン2の快適ペースで脂肪燃焼。
・走後30分以内: 納豆・卵・鮭・味噌汁・ごはんの和定食で筋合成を最大化。
夜ラン派の脂肪蓄積を防ぐ夕方の分食テク
仕事終わりに走る「夜ラン派・帰宅ラン派」が直面する最大の罠が、「走った後の深夜のドカ食いによる激太り」です。
時間栄養学の研究によれば、夜22時以降の体内では「BMAL1」という脂肪合成を強力に促進する時計遺伝子タンパク質が急増します。
20時に走り終えて21時過ぎに帰宅し、空腹のあまり牛丼や大盛りパスタ、ビールを流し込むと、走って消費したカロリーを軽々と上回り、食べた脂質がそのままお腹の脂肪へと直行してしまいます。
この深夜太りを科学的に100%遮断する最強の武器が、夕方に主食を前倒しで食べる「分食テクニック」です。
退社前の17〜18時にオフィスでおにぎりを食べる
炭水化物は、走る前の17時〜18時のタイミングでオフィスで先に食べてしまいます。
小さなおにぎり1個や和菓子を補給しておけば、走る時間帯にはちょうど消化されて完璧な燃料となり、最高のコンディションで走ることができます。
走った後は「高タンパク・超低糖質・低脂質」で締めくくる
すでに主食は夕方に食べているため、走った後の夕食はお米やパンなどの主食を完全に抜くことができます。
具だくさんの豚汁、冷奴、蒸し鶏のサラダ、焼き魚など、胃腸に優しく消化の良いタンパク質とお野菜だけに抑えることで、太るリスクを完全ゼロに抑えられます。
夜ラン派の「分食」スケジュール比較
| 時間帯 | 理想の「分食」パターン | 失敗する「一括食」パターン |
|---|---|---|
| 17:30(退社前) | おにぎり1個(走る燃料を先取り) | 何も食べない(空腹で力が出ない) |
| 19:30(夜ラン中) | グリコーゲン満タンで快調に激走 | 途中でシャリバテ・ガス欠に |
| 21:30(走後夕食) | 主食抜き!豆腐サラダ・鶏肉・味噌汁 | 大盛りカレーやラーメンを爆食(激太り) |
疲労回復を早めるクエン酸とビタミンB群
30代から40代を迎えたランナーが最も実感するのが、「翌朝の身体の重さや疲労の抜けにくさ」です。
カロリーやタンパク質だけに目を奪われがちですが、身体の中でエネルギーを燃やし、疲労物質を分解するための「着火剤」となる微量栄養素が不足していると、どれだけ休んでも疲労が抜けません。
大人のリカバリーを劇的に加速させる2大必須栄養素が「クエン酸」と「ビタミンB群」です。
クエン酸回路を回転させて疲労物質を一掃
柑橘類や梅干し、黒酢などに含まれる「クエン酸」は、体内のミトコンドリア内でエネルギーを生み出すクエン酸回路の主役です。
走った後にクエン酸を糖質と一緒に摂取することで、筋肉に蓄積した乳酸や老廃物の代謝が飛躍的に早まり、筋肉の張りやだるさを速やかに解消してくれます。
糖質とタンパク質をエネルギーへ変えるビタミンB群
豚肉、大豆製品、うなぎ、レバーなどに多く含まれるビタミンB1は「糖質をエネルギーに変える補酵素」であり、ビタミンB6は「タンパク質を筋肉へと再合成する補酵素」です。
ビタミンB群が満たされていることで、食べた栄養が脂肪にならず、最速で活力と引き締まった筋肉へと変換されます。
疲労回復を加速させる必須ビタミン・有機酸リスト
・クエン酸(レモン・梅干し・グレープフルーツ): 乳酸代謝を促進し筋疲労を最速除去。
・ビタミンB1(豚ヒレ肉・玄米・納豆): 糖質代謝を助け、全身の重だるさを解消。
・ビタミンB6(マグロ・鶏むね肉・バナナ): タンパク質の代謝を助け、筋合成をフルブースト。
ダイエット成功者が実践する低脂質メニュー
ランニングを習慣にしているのに思うように体重が落ちない人の9割は、「脂質の摂りすぎ」に原因があります。
糖質1gとタンパク質1gがそれぞれ「4kcal」であるのに対し、脂質は1gで「9kcal」と、2倍以上のカロリー密度を誇ります。
走って消費した500kcalなど、揚げ物やドレッシングの油であっという間に相殺されてしまいます。
体脂肪を削ぎ落としてシャープなランナー体型を手に入れるためには、「徹底した低脂質かつ高タンパクな献立」を習慣化することが最も確実な近道です。
自炊でも外食でも迷わない「低脂質高タンパク」の基本構図
肉を選ぶ時は、バラ肉や霜降り肉を避け、「鶏むね肉」「ささみ」「豚ヒレ肉」「牛赤身肉」を選びます。
魚であれば、「鮭」「タラ」「マグロ赤身」「サバ水煮缶」が最適です。良質なオメガ3脂肪酸を適量摂りながら、無駄な飽和脂肪酸をカットできます。
調味料に潜む油のトラップを排除する
サラダにかけるマヨネーズやシーザードレッシング、炒め油の使いすぎは、無自覚に大量のカロリーを摂取してしまう危険な落とし穴です。
ポン酢、ノンオイル青じそ、岩塩、わさび醤油などのノンオイル調味料を愛用することで、無理な食事制限をしなくても体脂肪がみるみる落ちていきます。
ランナー体型を作る低脂質・高タンパク食材選び
・◎ 積極的に選ぶ肉・魚: 鶏むね(皮なし)、ささみ、豚ヒレ、鮭、タラ、ノンオイルツナ。
・× 避けるべき高脂質食材: 豚バラ肉、牛カルビ、唐揚げ、フライドポテト、カツ丼。
・おすすめの味付け: ポン酢、大根おろし、生姜醤油、ハーブ塩(油を完全追放)。
消化不良や脇腹の痛みを防ぐ食事マナー
走っている最中に突然右の脇腹がキリキリと痛み出し、呼吸が苦しくなって足を止めてしまった経験は誰にでもあるはずです。
この「運動誘発性腹痛」の主な引き金は、走る前の食事内容と食べ方にあります。
せっかくのランニングを苦痛の挫折で終わらせないために、「走る前の3大食事マナー」を必ず徹底してください。
1. 走る直前の高脂肪・高食物繊維を避ける
油っこい揚げ物はもちろんのこと、実は「食物繊維の多い生野菜サラダや海藻類」も走る直前には危険です。
食物繊維は消化に非常に長い時間がかかるため、胃や腸の中にガスを発生させ、走行中の振動で腸管を圧迫して激しい差し込み痛を引き起こします。
2. 水分の「一気飲み」を絶対にしない
脱水を恐れるあまり、走る直前に冷たい水をガブガブと500mlも一気飲みすると、胃の中で水がタプタプと暴れ、胃壁を強く揺さぶります。
走る30分前までに200ml程度をゆっくりと喉を湿らすように飲み、走行中も15分おきに一口ずつこまめに含むのが鉄則です。
3. よく噛んで空気を飲み込まないように食べる
早食いをして空気ごと食べ物を胃に放り込むと、走る振動で胃拡張を起こします。
一口30回しっかり噛んで腹八分目で抑える丁寧な食べ方が、内臓をいたわり快適な走りを支えます。
走行中の脇腹痛・胃痛をゼロにする3大鉄則
・食物繊維と脂質をカット: 走る前は生野菜や揚げ物を控え、消化の良い糖質のみに。
・こまめな点滴給水: 一気飲みを避け、一口ずつ常温水を口に含んで胃のタプタプを防止。
・よく噛む腹八分目: 胃に空気を溜め込まず、軽快な足取りで出走できる胃内環境を維持。
ランニング食事タイミングFAQ
Q1. ランニングの直後にプロテインを飲むと太りませんか?
A. 太る心配は全くありません。運動後45分以内のゴールデンタイムに摂取したタンパク質や適量の糖質は、インスリン感受性の高まった筋肉の修復とグリコーゲン補充に100%優先的に使われます。むしろこのタイミングで補給を怠ると筋肉が分解されて代謝が落ち、長期的に太りやすい体質になってしまいます。
Q2. 朝起きて何も食べずに走ると、めまいがすることがあります。どうすればいいですか?
A. 完全な低血糖状態になっている危険信号です。寝起きに常温の水をコップ1杯飲み、バナナを半分食べるか、糖質入りのスポーツドリンクを200ml飲んでから走り出してください。消化に負担をかけずに血糖値を安全圏まで引き上げられるため、めまいやふらつきを完全に防ぐことができます。
Q3. 走った後にお酒(ビール)を飲んでも大丈夫ですか?
A. 走った直後の飲酒は厳禁です。アルコールは肝臓での筋タンパク質合成シグナルを約30%以上阻害し、利尿作用によって重度の脱水を促進します。さらに睡眠の質を破壊して成長ホルモンの分泌を止めてしまいます。どうしても飲みたい場合は、走後1時間以上空け、しっかり水分と高タンパクな食事を補給した後に適量にとどめましょう。
Q4. 10km以上の長い距離を走る日は、前日に炭水化物をたくさん食べた方がいいですか?
A. はい、前日の夕食にお米やパスタなどの良質な炭水化物をしっかり摂るカーボローディングが効果的です。筋肉と肝臓のグリコーゲンタンクを満タンにしておくことで、翌日のロング走の後半でもスタミナ切れを起こさず、最後まで力強く走り続けることができます。
正しい食事で楽しむ大人のランニング総括
ここまで、ランニング前後の正しい食事タイミングと、脂肪燃焼・筋肉回復を最大化する栄養学の実践術について解説してきました。
大人のランニングにおいて、食事をマネジメントすることは単なるカロリー計算ではなく、「自らの肉体の代謝エンジンを自在にコントロールし、生涯現役で引き締まった身体を創り上げる最高の自己投資」です。
胃腸の血流を守る出走2〜3時間前の食事ルール、走った後45分以内の黄金比3対1の補給、そして夜遅い時間の脂肪蓄積を完全に遮断する夕方の分食テクニック。
日々の生活の中に論理的で無理のない栄養リズムを取り入れるだけで、走れば走るほど体脂肪が削ぎ落とされ、朝目覚めた瞬間に身体の軽さと活力に満たされる感覚を味わえます。
過度な空腹に苦しむことも、走った後の罪悪感に苛まれることも、もう二度とありません。
今日の一食から、あなたの身体は確実に変わり始める

特別なサプリメントを大量に買い集める必要はありません。今夜の夕食、明日の朝食のタイミングとメニューを、少しだけ意識して調整するだけです。
まずは今日のランニング前後から、身体が喜ぶスマートな栄養補給を実践してみませんか。
あなたのランニングライフが、健康的で引き締まった誇らしい肉体へとつながっていくことを心から応援しています。
ランニング食事タイミングの黄金律まとめ
・出走前は2〜3時間空ける: 胃腸血流を確保し、インスリン低下で脂肪燃焼を最大化。
・直前30分はバナナで決まり: 胃もたれゼロで多段速効性の糖質と電解質を即座に補給。
・走後45分以内に3対1補給: 糖質3:タンパク質1の黄金比で筋グリコーゲンと筋肉を超回復。
・夜ランは夕方に主食を分食: 17時に炭水化物を先取りし、深夜のドカ食い太りを完全封殺。
なお、運動と食事のより詳しい栄養情報や製品情報については、大手食品メーカーの公式スポーツ栄養サイトもぜひ参考にしてください(出典:江崎グリコ株式会社 POWER PRODUCTION『運動と食事の正しい関係・タイミング』)。


